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オヤジの独り言6。アルチザン

 名刺や印刷物の肩書きに、「アルチザン」(Artisan)という言葉を入れ始めた。
 最初は代表としていたが、オークション担当の山下太郎は自分の部屋でパソコンと睨めっこ、事務担当の尾崎静江も自宅兼事務所で帳簿と睨めっこだから工房はいつも一人、これでは代表という言葉は似つかわしくない。

 毎日工房の中で「時のゆりかご」を作り、創作活動を続けているのだから、「職人」という言葉が似合うと思った。
 だが、職人となると作業場にデンと座り込んで、作ること以外はオレの仕事ではないといわんばかりに、キッと睨みつけるような人物だろう。
 その点、毎朝工房を掃除して植木に水をやり、パソコンを立ち上げて注文確認をしメールを送って梱包し発送する、午後は「時のゆりかご」の製作に励む。
 週に一度程度は工房に来られるお客様の応対をし、夜は問合せや注文メールなどの対応をしてようやく一日が終わる。

 こうなると代表とも言えないし職人とも言えない、でも雑用係ではなぁ。
 それに、職人となると職人気質(かたぎ)と云うようにプライドがあって、昔からの材料や作り方を頑として崩さないだけの気迫があるだろう。
 しかし、私にはかたくなに決め事を守るプライドもないし、ポリシーもない。
 良い物を作ろうとするコダワリはあるが、そのためにはパーツや素材、工法を変えることにも抵抗はない。

 欧州の職人を見ると、ドイツ人には日本人と同じような頑固さと更に耐久性を追い求める迫力を感じるが、フランス人の職人は合理性を備えた技術者で、デザインやカラーもこだわる気品とウイットを感じる。

 よし、肩書きはフランス語で職人という意味の「アルチザン」を使おう。
 これからは、何か気にそぐわないことが起こっても、肩をすぼめて両手を上に向けて、鼻の下にシワを寄せて「ノン」とか「ウィ」と言ってやろう。
 外見は中年小太りのコテコテの日本人のオヤジだけれど、気持ちはフランスのアルチザン。
 そんな気持ちで、チョッと恥ずかしさを秘めながら、肩書きに「アルチザン」と入れてみた。

善(’04.9.18)

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