久々に工房の工具箱の中から万歩計を探し出した。 万歩計をもらった当時は、嬉しがっていつもベルトに着けていたのだが、工房の中で一日動き回って800歩とか工房と自宅の間が155歩など不健康なデータばかりなので、いつしかお蔵入りとなってしまった。
今回、万歩計を眺めながら、腕に着けてどのようなデータが出るか確認したくなった。 というのは、お客様の中で「他の時計は時のゆりかごでチェージしますが、この1本がダメです。腕では問題なく巻き上げていると思いますが。」という問合せが意外に多いが、「時のゆりかごのスウィングは腕の装着より優しいです。」を数値的に検証してみたかった。
まず、万歩計の分解確認から。 プリント基盤の真ん中に1×2センチの窓が開いていて、左側を固定された2センチほどの金属の薄い棒、先端に2グラム程度の円柱の重り、髪の毛ほどのゼンマイがこの重りを上に上げているが、振動で下に下りると接点でカウントする構造である。 次にこの万歩計の反応確認。 時速720m(早い話が1秒20センチ)で下から上に1センチ突きあげる、36グラムの力で横から1ミリ押すことで1カウントする。 比較的小さい力でカウントすることが分かったが、構造からも理解できるのだが上から下への動きに関しては、まったく反応しない。 これは当たり前のことで、「上下両方でカウントしたら、ダブル万歩計になってしまう。」などと独り言をいって苦笑してしまった。
左腕に時計のように万歩計を装着しての結果は以下の通り。(時間は30分) パソコン作業・・・・29 軽作業・・・・・・・215 犬の散歩・・・・2355 (腰の装着では1963歩) 時のゆりかご・・・・・2 考察。 犬の散歩では歩数以外に、2割程度手の動きもカウントしている。 普通の歩調は約100歩/分だが、散歩では65歩/分と非常にゆっくりしている。 時のゆりかごの「2」は、ポケットへの着脱時のカウントである。 万歩計のカウントそのものが、自動巻腕時計のローターに掛かる力とは言えないが、意外に歩いている時のモーメントは大きいことが分かった。 健康維持のためにまず歩きなさい、という訳が理解できた気がする。
それにしても、万歩計にカウントされないゆりかごの動き、これでパワーチャージするのだからすばらしいと、自画自賛。
善(’06.9.3)
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