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オヤジの独り言31。腕万歩計?でチェック

 久々に工房の工具箱の中から万歩計を探し出した。
 万歩計をもらった当時は、嬉しがっていつもベルトに着けていたのだが、工房の中で一日動き回って800歩とか工房と自宅の間が155歩など不健康なデータばかりなので、いつしかお蔵入りとなってしまった。

 今回、万歩計を眺めながら、腕に着けてどのようなデータが出るか確認したくなった。
 というのは、お客様の中で「他の時計は時のゆりかごでチェージしますが、この1本がダメです。腕では問題なく巻き上げていると思いますが。」という問合せが意外に多いが、「時のゆりかごのスウィングは腕の装着より優しいです。」を数値的に検証してみたかった。

 まず、万歩計の分解確認から。
 プリント基盤の真ん中に1×2センチの窓が開いていて、左側を固定された2センチほどの金属の薄い棒、先端に2グラム程度の円柱の重り、髪の毛ほどのゼンマイがこの重りを上に上げているが、振動で下に下りると接点でカウントする構造である。
 次にこの万歩計の反応確認。
 時速720m(早い話が1秒20センチ)で下から上に1センチ突きあげる、36グラムの力で横から1ミリ押すことで1カウントする。
 比較的小さい力でカウントすることが分かったが、構造からも理解できるのだが上から下への動きに関しては、まったく反応しない。
 これは当たり前のことで、「上下両方でカウントしたら、ダブル万歩計になってしまう。」などと独り言をいって苦笑してしまった。

 左腕に時計のように万歩計を装着しての結果は以下の通り。(時間は30分)
パソコン作業・・・・29
軽作業・・・・・・・215
犬の散歩・・・・2355 (腰の装着では1963歩)
時のゆりかご・・・・・2

 考察。
 犬の散歩では歩数以外に、2割程度手の動きもカウントしている。
 普通の歩調は約100歩/分だが、散歩では65歩/分と非常にゆっくりしている。
 時のゆりかごの「2」は、ポケットへの着脱時のカウントである。
 万歩計のカウントそのものが、自動巻腕時計のローターに掛かる力とは言えないが、意外に歩いている時のモーメントは大きいことが分かった。
 健康維持のためにまず歩きなさい、という訳が理解できた気がする。

 それにしても、万歩計にカウントされないゆりかごの動き、これでパワーチャージするのだからすばらしいと、自画自賛。

善(’06.9.3)

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