取扱説明書
■セッティングの方法、動作の確認
- 輸送のために使われている梱包材料をすべて取り外してください。
- フタを閉めた状態でプラグを家庭用の電源コンセントに差込んでください。
- 左側にあるタイマーのキャップを取り、文字盤を現在時刻に合わせてください。
文字盤は24時間になっていますので、午前・午後を間違えないようにしてください。(詳しくは同梱の「くりかえしタイマー取扱説明書」をご覧ください。)
- タイマーは出荷時午前10時より午後4時までの6時間駆動するようにセットピンが設定されていますが、現在の時刻がその時間内にある場合は、トレーがスウィングを開始します。
- 現在の時刻が上記の時間内でない場合は、文字盤の左上にある切り替えツマミを回し「入」にして、トレーがスウィングすることを確認してください。
- トレーがスウィングしている事が確認できたら、更に切り替えツマミを回し「切」にしてスウィングを止め、フタを開けてトレーが自動的に水平位置に戻ることを確認してください。
- タイマーは家庭用電源で作動していますので、プラグは常時コンセントに差込んでおいて下さい。
●スウィングと水平位置復帰が出来ない場合は、再度2〜6を繰り返していただき、万一作動しない場合は工房へご連絡ください。
■タイマーの設定
- タイマーの設定は同梱されている「くりかえしタイマー取扱説明書」を参考に行ってください。
- 1日の駆動時間は連続6時間をお勧めしますが、タイマーは1日2回入り切りを設定できますので、3時間ずつ2回に分けて駆動させることでも同様のパワーチャージ効果は期待できます。
- タイマーの駆動設定時間内にフタを開けてもスウィングは停止しませんので、巻上げ時間の設定は、普段の生活で腕時計を「時のゆりかご」に着脱する時間帯は避けたほうが良いと思います。
- スウィングを止めるには、タイマー左上の切り替えツマミを「切」に回してください。
- 停電の場合やプラグをコンセントから引抜いた場合は、タイマーが止まってしまいますので、新たに現在時刻の設定をし直してください。
●6時間のスウィングで通常のコンディションの腕時計であれば30時間以上パワーチャージしますが、腕時計に優しいスウィング方式ですので、何時間スウィングしてもメカニカルダメージを助長することはありません。
■「時のゆりかご」への腕時計のセット
- 腕時計は腕に装着する状態にして、添付されているスポンジを時計が左右の中央になる位置で挟み込んでください。
- スポンジを挟んだ腕時計の文字盤が左上を向くように、トレーのポケットにある傾斜部分と平行に奥深く装着してください。
- 腕時計がスウィングした時に脱落しないようご注意ください。
●同梱するパンフレット「ご注意ください」をご覧ください。
ご注意 |
腕時計が傾斜部分よりも垂直気味ですと、巻上げに必要な振り角が得られません。
腕時計が傾斜部分よりも水平気味ですと、ローターに適度な加重が掛からず振り子運動をしない場合があります。 |
取扱い上の注意
1ポケットに腕時計1個の仕様で作りました。
無理に2個の腕時計を装着しますと、時計本体の擦り傷・飛び出し・挟み込みの原因になりますので、絶対におやめください。
仕様以外の取扱いに関しては、一切責任は負いませんのでご了承ください。
タイマーが切れたとき、トレーはゆっくりもう1回スウィングして水平位置で停止します。
その際、無理にトレーを止めたり、力を加えて角度を変えることは故障の原因になりますので、絶対におやめください。
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